快適な住宅住まいにするための一手間とその知識

リフォームと外装塗装

外壁塗装の価格と傾向

リフォームするという時は外壁塗装をし直すことで、外壁の耐久性を上げることになり、ひいては構造自体の耐久性を上げることになります。外壁塗装はそうした性格上、塗料の耐久性によって費用が左右される傾向にあります。端的に言ってしまえば塗料の耐久性が高いほど、それに比例して費用が高くなります。例えば安い塗料としてアクリル塗料がありますが、耐久性が低いために塗り替えを頻繁に行わなければならず、結果的に割高になる可能性が高いです。現在では耐久性と費用面のバランスから、シリコン樹脂塗料が最も多く用いられています。

日本建築における塗装

外壁そのものを風雨から守るだけでなく建物自体を守る役目を果たす外壁塗装ですが、日本の住宅において外壁塗装が一般的に行われるようになるのは最近になってからのことです。日本では長らく住宅の外壁を何らかの塗装を施して、風雨に直接さらされて劣化することを防ぐという行為はしてきませんでした。それは決して塗装という概念を思いつかなかった、というわけではありません。事実公共的な役割を持つ建築物、例えばお寺や神社などの宗教施設や宮殿などには漆や朱などを外壁や柱に用いていました。なぜ住宅にこうした塗装を用いなかったかといえば、そもそも高価であったということもあります。しかし当時一般的であった土壁は古くなった場合、再利用が可能であったためにわざわざ塗装をして風雨から防ごうとはしなかったという面もあります。